口臭には、生理的な口臭と病的な口臭があります。生理的口臭は、ネギ、にんにく、ニラなどの飲食やアルコール摂取、喫煙、歯磨き不足、口呼吸による口腔乾燥などが原因になります。病的な口臭は、むし歯、歯周病などの歯科疾患や、慢性鼻炎、蓄膿症、慢性気管支炎、胃潰瘍などが原因になります。昼間、起きている間は唾液で潤っているため細菌が洗い流され、ある程度は細菌数が減りますが、就寝中は唾液も減り、口も乾き、細菌数が増えて口臭が増加します。口の中は温度、湿度ともに細菌にとって天国のような場所ですから歯磨きをしないと細菌は増えてしまいます。舌の上にも細菌がたまりますので歯磨きと合わせて舌磨きも行うことで細菌の増加を効果的に抑えることができます。
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