仙台予防歯科協会 北中山歯科クリニック
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アルツハイマー認知症と歯周病

アルツハイマー認知症と歯周病最近では、アルツハイマー病という病名はすっ かり社会に定着し、老人性痴呆症といわなくなりましたね。
 2010 年に、アルツハイマー型認知症の発症について以下の仮説が提唱されました。アルツハイマー型認知症の原因と考えられている仮説の中でも、現在最も有力と言われているものです。

  1. たんぱく質を分解する酵素の働き の変化により、蓄積しやすいアミロイド βの割合が増えて脳に溜まり始める。
  2. アミロイドβの毒性により、神経 細胞やシナプス(神経細胞同士を繋ぐネットワーク) が傷つけられ、糸くずのような神経原線維変化を起 こす。
  3. 傷ついた神経細胞が次々と死んでいくこと により、脳が委縮し認知症を発症する。

 さて、歯周病がこの認知症を悪化させるメカニ ズムが解明されつつあります。アルツハイマー型 認知症を発症しているマウスに歯周病菌を感染さ せ、感染させていないマウスと脳の比較を行った 結果、前者は後者に比べ、アミロイドベータの量 が1.4 倍多かったことがわかりました。
 歯周病菌が破壊された時に出るエンドトキシン という毒素が、血流にのって全身にそして脳にも 運ばれます。その結果、免疫機構に関わるサイト カイン(細胞間の情報伝達物質)が増加し、これ がアミロイドβを増加させると考えられています。 サイトカインが関係するところは、歯周病が糖尿 病を悪化させるメカニズムとよく似ています。つ まり、歯周病の予防は認知症の予防にもなるので す。その他、アルツハイマー型認知症の予防として、 アミロイドβを効率的に排出すること が重要ですが、そのために日常的に以 下のことに心がけるとよいでしょう。

  1. 有酸素運動
    有酸素運動をすることで、神経細胞を活性化するホルモンが分泌されることやアミロイドβを分解する酵素を増やすことが期待できます。また、運動後だとよく眠れるのでアミロイドβの排出にも好影響をもたらすと考えられます。
  2. コミュニケーション
    他人と会話をすることは脳を活性化させると言 われています。特定の人と同じような会話をする よりも、色々な人と出会って新鮮な会話をすると より効果的です。お年寄りは、孫などと積極的に おしゃべりすることも大切です。
  3. 知的活動
    頭を使いながら指先を動かすことを知的活動と いい、これも神経細胞を活性化するのによいとさ れています。具体的には、囲碁や将棋、裁縫など があげられます。
 フレイルとは、年齢に伴う虚弱、つまり筋 力や心身の活力が低下した状態のこと。特に 滑舌の衰え、食べこぼし、わずかなむせ、噛 めない食品が増える等、歯や口の機能が虚弱 になることをオーラルフレイルといいます。

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