砂糖を食べ過ぎると虫歯になるだけでなく、肥満やメタボリックシンドロームなど、心身の成長に有害である、との情報があります。一方で、1997年に国連の機関であるWHO(世界保健機構)から出された「砂糖摂取が落ち着きのない、怒りっぽい等の子どもの行動異常や糖尿病に直接結びつくことはない。砂糖摂取が肥満を促進することはなく、砂糖有害論には科学的根拠がない」との宣言を盾に、むしろ人間にとって必要な栄養素であり、積極的な消費を前面に押し出す情報もあります。 ちなみに、厚生労働省健康局の「日本人の食事摂取基準」(2010年度)では、「糖類摂取量基準は策定していない」としています。
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